医療の現場から『研修医日誌』(2017.01)

現在、色々な科でお世話になっております、臨床研修医1年目の野原拓馬です。北辰病院での初期研修も残すところ半年を切ってしまったというところで、これまでの研修を振り返らせていただきます。

4月、これまでマイペースな学生であった自分は、医師となり勤務を開始しました。と同時に、初めての一人暮らし(宿舎ですが)がスタートしました。詰まるところ、環境が一変したのです。働き始めの頃は、病院内・外で新たな体験の毎日でした。何と言いますか、その頃については業務内容を覚えるのに必死になっていた記憶しかありません・・・。とはいえ、今でも業務上で詰まってしまうことはあります。業務のことに限らず、分からないことに関しては適宜先生方に相談させていただくのですが、丁寧にご対応いただけることが殆どで、非常に有り難く感じております。教えを乞うハードルが低いことの素晴らしさを、他の病院で働く同期の話などを聞いていると実感できます。現在は経験不足により見学に留まってしまう場面も多々あり、もどかしい気持ちでいっぱいですが、早く前線で現場を動かすことができるよう精進して参ります。

話は変わりますが、新しく病院で勤務するにあたり、新人研修なるものを春と秋に受講しました。学生時代のアルバイトを最低限に留めてきた自分にとっては、この研修で社会人として、医療に携わる者としての心構えを学べたことはとても大きかったです。秋に受講した研修では、上半期の失敗体験や成功体験を他部門の新人の皆さんと共に振り返りました。グループワークでメンバーの話を聞いていると、誰しも思い悩みながら失敗や成功を体験していることがわかり、当然のことではあったのですが、肩の力が抜けると同時にこれからの体験も大事にしていこうという思いが生まれました。成功からと失敗からでは学べるものが違う、ということも今後の学習に活かしたいです。
よく考えると、今まで失敗体験や成功体験の共有がしにくい状況でした。ですが、10月より新たな研修医の高野先生と須藤先生が加わり、研修医部屋が賑わったと同時に、同じ1年目の仲間ができたということで、更にモチベーションを高めて日々の診療に参加していきたいと思っています。口下手で頼りない自分ではありますが、ここから変わらねばという思いがあります。残り数ヶ月の期間ですが、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。

(JCHO札幌北辰病院 初期臨床研修医 野原 拓馬)

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