2014年1月22日(水曜日)に当院2階会議室にて今年度第5回(通算第7回)の「いきいき健康教室」(無料医療講演)を開催いたしました。今回のテーマは、「家庭でできる腰痛対策~腰痛の仕組み、その予防について~」でした。
当院の理学療法士が講師を担当し、腰痛とは何か、腰痛の仕組みについてお話をし、その予防として椅子に座ったまま行う腰の体操を参加者の皆様と一緒に行いました。
1.長時間同じ姿勢を取る、2.体の歪みがある、3.運動不足であることが腰痛になりやすい人の特徴として挙げられます。一般的に、背骨はS字のカーブを描いており、32~35個の骨を筋肉によって支えています。これらの筋肉が、悪い姿勢などにより、緊張し、血管の圧迫→血行不良→酸素不足から痛みが出現しています。そこで、筋肉の柔軟性や筋力を改善させることを目的に、腰痛予防には、継続した体操が有効になります。
予防体操は、椅子に座ったままできる5種類の体操を行っ ていただきました。軽い回数から少しずつ行い、症状の悪化を感じた場合は、運動をやめて病院を受診するようにしてください。
参加いただいた方々からは、安静や温熱、姿勢などについて日常生活における疑問などが挙げられておりました。
今回も多くの方々に参加していただきありがとうございました。次回は、2月21日(金)に「超音波検査について」をテーマに開催いたします。今年度最後の開催となります。お気軽に足をお運びください。
第7回いきいき健康教室のパンフレットはこちら(PDFファイル 566KB)
(JCHO札幌北辰病院)