乳がん・子宮がん検診Daysと市民フォーラム「乳がん死ゼロをめざして」 (2011.10.16)

乳がん・子宮がん検診Daysと市民フォーラム「乳がん死ゼロをめざして」 乳がん・子宮がん検診Daysと市民フォーラム「乳がん死ゼロをめざして」

みなさん、ピンクリボンをご存じですか?ピンクリボンは乳がんの早期発見・早期治療のシンボルマークです。

当院では、乳がんを自分の問題として意識してもらいたいと2009年より10月第3日曜日にピンクリボン月間として、女性だけの乳がん・子宮がん検診それぞれ50人を対象に普段の検診では行っていない「がん予防」についてのお話や乳房のモデルを使ってのしこりのチェックを行っています。

今年は10月16日にシェラトンホテル3階パレスボールルームで自ら乳がんを体験され精力的に活動しているゴスペルシンガーのKIKIさんと北海道がんセンターの乳腺外科医長渡邊健一先生をお迎えして、市民公開フォーラムを開催しました。すばらしいKIKIさんの歌声と体験談を聞き、渡邊先生が乳がんと乳がん検診をわかりや易く解説され、さらに当院の健診を担当している技師らによるパネルディスカッションも行われました。会場には100名を超える市民や医療関係者が集まり、乳がんを知り乳がん検診を考えるフォーラムを熱心に聞き入っていました。

今年も無料クーポン券は、乳がん検診については40・45・50・55・60歳の方へ、子宮がん検診については、20・25・30・35・40歳の方へ札幌市から送付されます。今年で3回目を迎えますが、無料クーポンについての問い合わせが少なく、あまり利用されていないように感じます。是非、この機会にいつもとちょっと違う乳がん・子宮がん検診をご利用ください。皆さんがピンクリボンマークを目にした時に、自分とその周りの大切な人の健康を考える機会になればと考えます。がん検診は「愛する人への贈り物」です。

(健診センター 科長 岩田佳代)

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