食欲の秋!・・・でも間食の摂りすぎは要注意
「食欲の秋」とはよく言ったもので、気候が過ごしやすくなると、食欲もアップし間食もついつい摂り過ぎてしまいますよね。秋の夜長は夜更かしをしながらついついお菓子をつまんだり・・・となりがち。毎年この時期にどうしても太ってしまう、という方も多いのではないでしょうか?
おやつの代表と言えば「甘いもの」ですが、砂糖の主成分はショ糖と言って、体内に入ってから吸収されるまでの時間が短く脂肪になりやすく、インスリンが効きにくくなります。また、果物に含まれている甘味成分の果糖も砂糖と同様の作用があります。
間食は生活の楽しみです。「間食を我慢してその反動でドカ食いした挙句にダイエット」よりも、上手に間食を取り入れて毎日を楽しく過ごしたいものです。そこで、今回は間食との上手な付き合い方をご紹介します。
間食と上手に付き合うためには・・・
間食は「摂るタイミング」・「摂る量」・「摂る種類」を適切にすることが大切です。以下を参考にご自身の間食習慣を振り返ってみましょう。
≪タイミング≫
・寝る2~3時間までまでに食べる
夜遅くのおやつは脂肪をためるもとになります。
・食べる回数を減らす
食べる回数を減らして1日1度と決める。「3時のおやつ」
・果物は夜よりも朝食や昼食時に摂る
果物は短時間でエネルギーになるため、朝や昼に摂るのがおススメ。
≪量≫
・量を意識する
袋菓子は少量をお皿に出したり、小袋のものを利用する。
・買いだめしない
目の前にあるとつい食べてしまいます。食べる分だけを買う。
・1日1個と決める
「今日はあの店のこれ!」など選ぶことを楽しみ、少量をゆっくりと味わう。
≪種類≫
・選び方を工夫する
ノンカロリーや低カロリーの菓子を選ぶ
・1日の栄養素の不足を補えるような種類を選ぶ
カルシウム不足にヨーグルト、ビタミン不足には適量の果物を
それでも食べ過ぎてしまった時は・・・
いつもより歩く距離を増やしたり、体を動かすことを意識してエネルギーを消費し、次回のおやつを控えるなどの調整をしましょう。また、当健診センターでは、特定健診や生活習慣病予防健診などを実施しておりますので、定期的に健康診断を受けるのも良いと思います。特に、内臓脂肪量が気になる方には「体組成計健診」をおすすめしています。全身の筋肉量や脂肪量を確認し保健師が生活改善のアドバイスを行います。健康管理にぜひお役立てください。
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