地域医療部長挨拶

地域の中核病院として地域の医療機関との連携強化に努めております。

『患者総合サポートセンターをご利用ください』

当院地域医療部は、産業医活動・薬薬連携・開放型病床・介護保険・医療相談・退院調整などに関する活動も行っておりますが、メインの仕事は「医療連携」に関する業務です。
当院の「患者総合サポートセンター」は、地域における医療資源の効率的な活用と医療機関の機能分担促進を図り、医療機関相互の連携を密にして地域住民により満足される医療を提供することを目的に平成8年5月に開設されました。その後、札幌市医師会厚別区支部との連携で設立された「新さっぽろ医療連携協議会」などを通じて地域の医療機関との連携強化に努め、平成18年10月には道央圏では初めての地域医療支援病院として承認されました

地域の医療機関に対しては、ご紹介患者の予約調整のほか、手術室・図書室・会議室の開放、年5~6回行われる臨床・病理検討会(CPC)や学術集会などのご案内、安全ニュースの配布などの情報提供も行っております。また「厚別区地域ケア連絡会」の事務局としても活動しております。
当院を受診される方は、特に初診の場合は待ち時間が長いことが予想されます。地域の他の医療機関を受診された後に当院を受診される場合は、当院初診の場合でも予約を取ることが可能ですので、是非「患者総合サポートセンター」を通じて当院を受診するよう前の医療機関にご依頼ください。なお、当院と連携している登録医療機関は約300施設で、そのうち厚別区は85施設ありますので、ほとんどの医療機関で利用が可能です。