北海道医療新聞社発行の「北海道医療新聞」2012年9月28日・1947号に廣瀨茂樹眼科部長の記事が掲載されました。
(以下、掲載記事)
高性能の網膜硝子体手術装置を導入し、「当院に多い糖尿病患者のほか、透析患者や全身疾患合併例に対する硝子体手術にも対応している」と、札幌社会保険総合病院の廣瀬茂樹眼科部長。
現行の眼科医二人体制となった二十三年度以降、白内障手術をはじめとした手術数が増加。初年度は約二百八十件、二十四年度は三百七十件ペースに。
今年一月に稼働した最新鋭の手術装置は、従来に比べ術中の合併症例を低減。安全で効率よく手術を行えるのが特長だ。増殖糖尿病網膜症、黄斑円孔などの受け入れも始めているという。 手術日を週三日設け、白内障手術は四ヶ月待ちという状況にあって、硝子体手術を半年余りで十件以上実施している。
今後も手術件数が増えると見込まれる中、「枠の拡充、大学からの診療応援要請も視野に入れ、ニーズに応えていきたい」。
(札幌社会保険総合病院 眼科部長 廣瀨茂樹)