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医療の現場から『総合診療科のご紹介』(2016.07)

皆さま、はじめまして。総合診療科の若林と申します。
当科の目指すところをご紹介いたします。
まず、当科では平日日中の救急搬送患者の受け入れを行います。これまで当院には救急車を皆様の愁訴に寄らずお受けする部門がありませんでした。これを当科に集約し、地域医療に貢献したいと思っています。なかなか24時間と言えないのが心苦しいところですが、地道に努力したいと思います。
また、紹介状を持たない内科系の患者さんを全て総合診療科で診察いたします。調子が悪いけれど、どの診療科を受診したらよいかわからないという方はまず当科にご相談ください。あるいは、専門的加療を要しない、いわゆるプライマリ・ケアが必要な患者さんもお気軽に受診してください。私はまずは患者さんのおっしゃる訴えに耳を傾け、診断に努力したいと思います。もちろん、当科で解決できない問題については、専門各科の先生方にご協力をいただきながら診療をすすめたいと思います。
地域医療に関わる診療所の先生方、どんな愁訴の患者さんでも診療にお困りの際はご相談ください。医療連携・相談室経由でも、お急ぎの時は当日でも当科で診療を行います。お気軽に相談していただける診療科を目指しております。
ここである言葉を紹介したいと思います。
「私の心には三つの悲しいことがあります。一つ目は、どうしても治らない患者さんに何もしてあげられない悲しさです。二つ目は、お金のない貧しい患者さんが、病気のことだけでなく、お金のことまでも心配しなければならないという悲しさです。三つ目は、病気をしている人の気持ちになって医療をしているつもりでも、本当には病気をしている人の気持ちにはなれないという悲しさです。」 『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』井村和清
初心を忘れそうになると思い出す言葉です。自らも肉腫を患い、31歳で亡くなった著書の言葉は病んでなお、患者さんのことを優先する心からの言葉だと思います。
私自身はついつい易きに流れて、なかなかこの境地に至らずにおります。しかし、井村先生の言葉を初心として忘れないように努力し、目の前の患者さんを大事に、地域の皆さまと共に歩みたいと思っています。
というわけで、どんな方にも幸せに過ごしていただけるよう来年度には在宅医療も開始したいと考えております。私は医療者が一方的に患者さんに何かを差し上げるのではなく、地域と共に歩み、地域と共に育つ患者さんと双方向性の診療科を目指したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(JCHO札幌北辰病院 総合診療科 若林 崇雄)

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