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医療の現場から『消化器外科手術について』(2015.10)

 JCHO札幌北辰病院は地域医療支援病院として、厚別区とその周辺地域の急性期医療を担っており。緊急手術を要する症例をはじめ多数の患者様の診療を行っております。また2015年4月より消化器外科を標榜致しましたので、当科の特長を紹介致します。
 外科医は院長、副院長含め総勢6名で外来診療は平日毎日行っております。午後の休診日の診療や救急車の受け入れにも可及的に対応しております。また当院は22科体制で、糖尿病などの持病をお持ちの方でも同時に治療が可能です。当科の診療内容は良性、悪性疾患の手術に加え、抗がん剤治療、ストーマケア、リンパ浮腫に対しても積極的に治療しております。

腹腔鏡下手術

 1990年に日本で初めて胆石症に対し行われて以来、腹腔鏡下手術は飛躍的に進歩し、現在ではいろいろな疾患に応用されるようになりました。腹腔鏡下手術とは、お臍を小さく切っておなかの中に炭酸ガスを注入し膨らませ空間を作ります。この空間を利用して1~4ヵ所、0.5~2cm程度のキズから腹腔鏡手術用のはさみや電気メスなどを入れて手術を行います。このため手術後の痛みが少なく、手術翌日より歩行される方がほとんどです。またキズは目立たず美容的にも優れています。開腹手術(左)と腹腔鏡下手術(右)の比較 さらに体力低下も軽減され、入院期間の短縮や早期社会復帰が可能となります。当科では胆石症以外に、胃、大腸、肝臓、脾臓、ヘルニア(小児は女児のみ)、急性虫垂炎、小腸などの疾患に腹腔鏡下手術を行っております。ただし、すべての病気に腹腔鏡下手術を行えるわけではなく、病気の進み具合や全身状態によっては従来どおり開腹手術となることもあり、腹腔鏡下手術から開腹に切り替える必要があるケースもあります。

内括約筋切除術(肛門温存手術)

 肛門に近い直腸がんに対しては人工肛門を設ける手術が一般的ですが、当科ではできるだけ肛門を残す手術を行っております。肛門を意識しないで締める内括約筋を切りとり、意識して締める外括約筋を全部もしくは大部分残して肛門を温存します。手術当初は肛門の安静を保つため一時的な人工肛門を作りますが、問題なく経過すれば閉鎖します。この手術もすべての方に行えるわけではなく、癌の種類や進み具合、もともとの排便機能の低下した方には永久人工肛門を設ける手術を行っております。
当科では地域医療に貢献すべく日々診療しておりますので、外科的疾患でお困りの時には、是非、お気軽にご相談ください。

(JCHO札幌北辰病院 外科 横山 良司)

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