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医療の現場から『腹腔鏡手術』 (2012.07.30)

開腹手術は、お腹を切り開いて、目で見て手で触って行う手術です。一方、腹腔鏡手術では、お腹に小さな穴をあけ、お腹の中を炭酸ガスで膨らまし、腹腔鏡と呼ばれる内視鏡でお腹の中をテレビモニターに表示し、さらに小さな穴を数個あけて、そこから細長い手術器具を挿入してテレビモニターを見ながら手術を行います。日本では1990年に行われた腹腔鏡下胆嚢摘出術が初めてです。
当初は胆石症に対する胆嚢摘出術など一部の術式でのみ行われていましたがその後、器具や技術の進歩により色々な手術が腹腔鏡で施行されるようになってきました。近年では胃癌、大腸癌など癌に対しても腹腔鏡で手術が行われることが多くなってきています。
腹腔鏡の利点としては傷が小さく目立たなく痛みが少ないこと、手術後の癒着が起こりにくいこと、カメラで近接して見ることができ、細い血管や神経も認識しやすいこと(拡大視効果)などがあります。また身体へのダメージが少ないため術後の回復が早く、早期の社会復帰が可能です。欠点としては肉眼でみるより視野が狭く、技術的な難易度が高いことがあげられます。また難易度が高いため手術時間が長くなる傾向があります。
当院でも従来の胆嚢摘出術に加え癌の治療にも積極的に内視鏡手術を取り入れており去年は胃癌では29例中11例(38%)、結腸癌では40例中19例(48%)、直腸癌では20例中12例(60%)で内視鏡により手術を行っております。
今後とも腹腔鏡手術に取り組んでいく予定です。

(外科医長 谷安弘)

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