診療内容

主に固形がんの薬物療法（抗がん剤治療）を専門に行う診療科です。主な対象は消化器がんですが、そのほかの腫瘍（乳腺、血液疾患以外）についてもご相談ください。

薬物療法全般に言えることではありますが、必ずしも薬物療法を行うことが最適な選択とは限らない場合があります。 治療に伴う副作用などのマイナス面と、期待される効果のプラス面をよく考えたうえで治療を行うか、行うならどの治療法が良いかを判断することが大切です。 当科では、専門的な知識をもって、患者さんの思いに沿った最良な治療法を選択できるよう尽力いたします。

また、最近はがんと免疫に関する研究が話題となり、ニボルマブ（オプジーボ®）などの免疫チェックポイント阻害剤が脚光を浴びています。残念ながら、すべての患者さんに効く夢の特効薬というわけではありませんが、がん治療は日進月歩で進化しています。最新の知見を踏まえ、がんの特徴（がんの遺伝子変異など）、ニーズに応じた治療法をご相談できればと考えています。

なお、当科は北海道大学を中心とした北海道消化器癌化学療法グループ（HGCSG）の一員でもあります。患者さんの状況に応じて北海道大学病院で行われている最新の治験や臨床試験をご紹介することも可能です。

診察日・担当医

診察日

• 毎月第1、第3水曜日　12時30分～15時00分

完全予約制となっておりますので、お電話でご予約ください。
また、受診には他院からの紹介状が必要です。

担当医

• 八木澤　允貴